2024/04/10
お世話になっております。kroneko井上です。
4/8をもって、当店はオープンから1周年。
ほんとに感謝しかないです。
いつもありがとうございます。
最近お客さんとご飯に行く機会がありまして、
そこで聞かれた内容について、
今回は綴らせて頂ければと。
1年経ってすぐのブログの内容として、
相応しいかどうかは分かりませんが、
お付き合いください。
“古着を着る理由はなんですか”
語彙力は元々無いですが、そんな質問に
上手く答えられなかったのが、
とても悔しかったのを覚えています。
個性的だからとか、他の人と被らないからとか、
それらしい理由は浮かぶものの、
自分の言葉でしっかり説明出来なかったのが
古着屋を構えた自分にとって、
かなりショックでした。
元々、師匠の人柄に惹かれて、のめり込んだ
自分にとって、少しでもその人に
近づきたかったのか、お洒落になりたかったのか、
考えると未だに難しいです。
今の時代、ファストファッションから
ハイブランドまで、古着をサンプリングしている
ブランドも多く、”古着である理由”は
昔と比べ薄れている気がしますが、
そんな中、自分がここ最近考えを整理して
出したのが”心が踊るから”でした。
球数の少なさや、次また出会えたとしても
目の前にある個体と同じサイズ感と状態で、
出会えることは無いに等しいですし、
それが自分が思う最高のシルエットで
出会えた時のあの感情や、古着屋でふと見つけた
自分好みの服に出会えた瞬間。
古着の汚れや毛羽立ち、ダメージなど
人から人へと譲り流れる感じも好きですし、
それは新品では味わうことの出来ない事かと
思います。
そんな”古着”に携わる仕事が出来ていることが
嬉しいですし、長く続けていきたいなと。
だからこそ、お店でアイテムひとつに
共鳴出来た時は心底嬉しいですし、
雑に扱われれば、腹も立ちます。
そんなこんなで少しずつ、1人でも多くの人が
古着に触れて、試着して、何かしらを感じて
当店から出ていく。
そんな事を思い描いています。
買い付けの時に、あるアイテムを見かけた時、
お客さんの顔が思い浮かぶ時があります。
これはあの人好きそうだとか、この感じあの人
探してたよなとか。
そして持ち帰って共鳴出来た時や
“いや違う”なんて言われる時。笑
なんでこんなのを買い付けるんですかと
言われる時。
我ながら恵まれてます。
こんな文章も、自宅の古着まみれの部屋で
綴ってますし、
やっぱり”古着”が大好きな様です。
終わり。
…….今回こそ、綴りたい事を順不同で綴りました。
訳分からなくてごめんなさい。